用途・事例

薬の分包機に使用される挟持搬送用ベルトの用途事例

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挟持搬送とは?

挟持搬送とは2本のベルトで搬送物を挟み込んで運ぶ搬送方法です。その特長から薄くて軽い物を運ぶことに適しています。
例えば、ATMやセルフレジの紙幣は、機器の中で挟持搬送などによって搬送されています。

①ベルト ②プーリ ③搬送物

薬の分包機における挟持搬送の用途事例

挟持搬送は薬の分包機内においてもお使いいただけます。
粉薬や錠剤の包装シートなどの薄くて滑りやすい搬送物に対しても2本のベルトで挟み込んで搬送するため、垂直や斜め方向といったレイアウトの選択肢も広がります。

2本のベルト速度差を軽減

挟持搬送では搬送物を挟み込む2本のベルトに速度の差が生じてしまうと、搬送精度が悪くなったり、搬送物自体に傷やしわを発生させる要因となります。そのため2本のベルト速度差を軽減し、同速性を高めることが必要です。


挟持搬送に最適な「バンドーPSベルト® EXLタイプ」

「バンドーPSベルト® EXLタイプ」は、2本のベルト速度差を極限まで軽減させる構造になっています。一般的には、ベルト強度を持たせる「心体布」は搬送面よりも離れた位置にあります。このような構造だと、搬送物を挟む2本の「心体布」の間隔が離れてしまい、速度差が生じる原因となります。
「バンドーPSベルト®EXLタイプ」は搬送面に「心体布」があることで、「心体布」の間隔がほとんど無くなるため、ベルトの同速性が高まります。そのため、「バンドーPSベルト®EXLタイプ」は速度差を抑えることができ、挟持搬送に最適なベルトです。

①搬送物 ②心体布


さらに詳しい「PSベルト🄬」 の情報は下記リンクよりご覧いただけます。

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