特長
・側面のゴムが露出しており摩擦係数が高く、高伝動能力を有します。
また、補強繊維を改良し、側圧性を向上しており、大型の農機にも使用可能です。
・コグ形状(底面の波形状)と特殊織り帆布の採用により、小プーリ径や逆曲げに対する屈曲性に優れています。
さらに、曲げロスが少なく、内部発熱も減少し、使用寿命が向上します。
ラップドVベルトとローエッジコグベルトの構造の違い
【ラップドVベルト】
側面も底面も帆布に覆われているため、耐摩耗性に優れます。スムーズに動力を伝達できます。また、機械の保護にも役立ちます。
構造:①外被布、②上ゴム、③心線、④下ゴム、⑤ラミネート布
【ローエッジコグベルト】
側面にゴムが露出しており、高伝動となります。モータからの動力をしっかり伝えます。駆動部周辺によく使用されます。
構造:①上布、②上ゴム、③心線、④下ゴム、⑤下布
RED S-Ⅱ(※)とH-PVの性能比較
伝動能力はRED S-Ⅱの約1.5倍ですが、RED S-Ⅱより小さいプーリ径でのご使用が可能です。
(※RED S-Ⅱとは農業機械に使用されるラップドVベルトの一種です。)
用途
トラクタ、コンバイン、田植え機等の大型の農業機械
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