用途・事例

小型ミキシング装置に使用される歯付ベルトの事例

  • #小型化・軽量化(省スペース)
  • #メンテナンス性向上
  • #半導体・電子部品製造装置
  • #噛み合い伝動ベルト(歯付ベルト・プーリ)

蓄電池の電極材を製造する混練工程では、高粘度のスラリーを攪拌するために高トルク伝動が必要です。
通常、大型のミキシング装置ではVベルトが使用されています。
しかしながら、小型のミキシング装置にVベルトを使用すると、多本掛けとなり軸受けの許容荷重を超えてしまい早期破損のトラブルに繋がります。
なぜならば、小型のミキシング装置では、モータや軸受け(ベアリング)が小さいため、大型のミキシング装置ほどの軸荷重を掛けることができないためです。
一般的に同じ負荷を伝達する場合、Vベルトよりも歯付ベルトの方が取り付け張力が低いため、歯付ベルトを使用することで軸受けの早期破損を解消することができます。
(当社設計の例では、プーリ速比が1:1の時に、Vベルトと比較して静軸荷重が約50%減少しております。)
歯付ベルトのなかでも屈曲疲労性に強いカーボン心線を使用した「Ceptor®-Ⅹ」は、高伝動に加えて連続運転で使用した際に張力が低下しにくい特長があるので、メンテナンス性にも優れています。

小型ミキシング装置のイメージ画像
  • #小型化・軽量化(省スペース)
  • #メンテナンス性向上
  • #半導体・電子部品製造装置
  • #噛み合い伝動ベルト(歯付ベルト・プーリ)
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